研究課題
基盤研究(C)
抗原提示細胞である皮膚ランゲルハンス細胞と角化細胞接着分子の表皮内での細胞動態を明らかにするために、遺伝子改変マウスを作製し生体でのイメージングを行った。定常状態では、ランゲルハンス細胞と接した角化細胞のデスモグレインの発現は減弱・消失していた。接触皮膚炎モデルでは、ランゲルハンス細胞の数%に表皮内での遊走運動が観察され、周囲の角化細胞は柔軟に変形した。細胞遊走時にランゲルハンス細胞と接触した部位のデスモグレインの発現は低下し、遊走後は数分以内に速やかに回復した。
すべて 2012
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
J Dermatol Sci
巻: 66 ページ: 144-53