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2010 年度 実績報告書

電気けいれん療法前後の脳内ドーパミン受容体についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 22591302
研究機関日本医科大学

研究代表者

西條 朋行  日本医科大学, 医学部, 講師 (50373014)

研究分担者 大久保 善朗  日本医科大学, 大学院・医学研究科, 教授 (20213663)
一宮 哲哉  日本医科大学, 医学部, 講師 (50398864)
キーワード電気けいれん療法 / 難治性うつ病
研究概要

(1)ECTのPET研究の成果を第23回総合病院精神医学会シンポジウム「ECTの作用機序を探る」にて、「PETによるECTの作用機序」というタイトルで、招待講演を行った。ECT前後でのヒトのドーパミン受容体変化を発表することにより、精神科医のECTの作用機序に対する理解を深め、難治性うつ病の治療に対するECTの選択をより積極的なものとする学術的根拠を提供できた。来年度においては、下記(2)で得られた知見を加え、積極的に海外においても発表を行っていく予定である。
(2)共同研究者である、Lundbergとともに、Effect of ECT on potential biomarkers for depression:a human PET studyというプロジェクトをDepartment of Clinical Neuroscience.Psychiatry section,Karohnska Institutetにて立ち上げ、大うつ病患者12名で、ECT適応となる患者のECT前後での、PETトレーサの[11C]racloprideを用いたPET検査のエントリーを得ることができた。MRI検査、PET検査は来年度から開始される予定であるが、初年度において、既に12名のエントリーがなされたことは、本研究遂行のために大きな利点となると思われる。来年度、エントリーの早い患者から、PET検査、MRI検査、神経心理学検査を進め、解析を行い結果をまとめていく予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] PETによるECTの作用機序の研究2010

    • 著者名/発表者名
      西條朋行
    • 学会等名
      第23回日本総合病院精神医学会総会
    • 発表場所
      都市センターホテル
    • 年月日
      2010-11-27

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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