研究課題/領域番号 |
22591330
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
堀 雅敏 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00346206)
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研究分担者 |
金 東石 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80283753)
大西 裕満 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20452435)
佐藤 嘉伸 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70243219)
陳 延偉 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (60236841)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | CT / コンピュータ支援診断 / CAD / 統計アトラス / 体幹部 |
研究概要 |
体幹部の高精細3次元医用画像において、臓器の形態的特徴を取り扱い、疾患による臓器形状変化を捉え、それによって診断に有用な情報を抽出するコンピュータ手法を統計アトラスに基づいて確立し、その手法の臨床的有用性を探究するのが本研究課題の目的である。本研究の成果を通じて、画像診断の省力化・標準化・高精度化を目指している。 平成24年度研究実施計画では、(1) 前年度に引き続いてCT画像データベースを構築し、(2) 診断能評価を引き続き行い、(3) 研究の総括を行って成果を確認することとなっていた。この計画に沿って、腹部領域の高精細3次元医用画像を収集し、CT画像内の肝臓・脾臓・膵臓領域の抽出と臨床情報の収集を行った。また、前年度までに構築していた多臓器の統計アトラス(3次元統計的形状モデル)を用いて高精細3次元医用画像から多臓器の形状情報を抽出し、複数臓器に渡る複雑な対象の形状分析・定量化を行ったところ、肝疾患の診断に利用可能であることを示す結果を得た。これらは、新たな体幹部コンピュータ支援診断システム構築の実現につながる成果である。本研究の成果について、平成25年7月開催予定の国際学会(International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society)で公表する予定である(発表応募採択済み)。また、学術論文による成果公表に向けてデータの整理・検討を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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