研究課題
基盤研究(C)
分解能の向上した最近の PET 装置でしばしば観察される、腫瘍内部における放射性薬剤集積の不均一性について検討した。ヒト PET 画像において腫瘍内集積不均一を定量的に評価する方法を考案し、悪性リンパ腫と消化管間質腫瘍、あるいは子宮頸癌と子宮体癌との比較において、いずれも後者の集積不均一性が高いことを明らかにした。食道癌および肺癌においては、化学療法前・後のデータを解析し、腫瘍内集積の不均一性は治療に伴って変化すること、治療前に不均一の程度が大きい病変では治療効果が不良であることを示した。
すべて 2012 2011
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件)
Annals of Nuclear Medicine
巻: 3 ページ: 222-227
DOI10.1007/s12149-011-0562-3