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2010 年度 実績報告書

拡散テンソル画像による神経筋疾患の非侵襲的病勢評価方法確立

研究課題

研究課題/領域番号 22591341
研究機関九州大学

研究代表者

畠中 正光  九州大学, 大学病院, 准教授 (40253413)

研究分担者 松尾 芳雄  九州大学, 大学病院, 助教 (50419595)
大八木 保政  九州大学, 医学研究院, 准教授 (30301336)
栄 信孝  九州大学, 大学病院, 助教 (80423523)
西川 啓  九州大学, 大学病院, 診療放射線技師 (30380447)
キーワード骨格筋 / MRI / テンソル / 拡散
研究概要

正常ボランティアの下腿前脛骨筋・腓腹筋内側頭・ヒラメ筋の拡散テンソルパラメータを計測した。Natural positionでは、前脛骨筋のfractional anisotropyは0.289±0.029,λ1は2.19±0.144,λ2は1.48±0.095,λ3は1.27±0.092、腓腹筋内側頭のfractional anisotropyは0.242±0.029,λ1は1.95±0.036,λ2は1.47±0.128,λ3は1.24±0.083、ヒラメ筋のfractional anisotropyは0.233±0.017,λ1は2.04±0.127,λ2は1.52±0.074,λ3は1.28±0.091であった。
Plantar flexionでは、前脛骨筋のfractional anisotropyは0.308±0.028,λ1は2.23±0.156,λ2は1.46±0.095,λ3は1,23±0.081、腓腹筋内側頭のfractional anisotropyは0.215±0.043,λ1は1.93±0.059,λ2は1.51±0.121,λ3は1.27±0.102、ヒラメ筋のfractional anisotropyは0.187±0.028,λ1は1.94±0.069,λ2は1.58±0.095,λ3は1.35±0.126であった。
Dorsal flexionでは、前脛骨筋のfractional anisotropyは0.262±0.020,λ1は2.16±0.134,λ2は1.53±0.085,λ3は1.30±0.080、腓腹筋内側頭のfractional anisotropyは0.277±0.039,λ1は2.02±0.093,λ2は1.42±0.141,λ3は1,17±0.094、ヒラメ筋のfractional anisotropyは0.279±0.O19,λ1は2.08±0.126,λ2は1.44±0.081,λ3は1.20±0.124であった。
Positioningによってテンソルパラメータに差が生じることが分かったので、患者での撮像時には注意が必要である。

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公開日: 2012-07-19  

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