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2012 年度 実績報告書

造影3次元FLAIR法による血管透過性イメージングの基礎的・臨床的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22591345
研究機関熊本大学

研究代表者

重松 良典  熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (00555766)

研究分担者 平井 俊範  熊本大学, その他の研究科, 准教授 (40274724)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード3次元FLAIR
研究概要

3次元FLAIR法は脳幹の微細な異常の検出に優れているが、いまだ脳幹の正常構造がどの程度まで描出されるかが検討されていない。そこで、3次元FLAIR法での脳幹正常構造の描出能をこれまで臨床で用いられている2次元FLAIR法やT2強調画像と比較した。
3テスラの臨床MRI装置を用い、10名の正常ボランティアの撮影を行った。比較したMRIシーケンスは、3次元および2次元FLAIR、2次元T2強調画像、および拡散テンソル画像で、対象とした脳幹構造は、白質線維路と神経核である。評価法として、視覚的な4段階評価と定量的なMRI信号のコントラスト比の測定を行った。
視覚的評価において、上小脳脚、中小脳脚、上小脳脚交叉部、皮質脊髄路、中心被蓋路の描出は、3次元FLAIR法において他の撮影法より明らかに優れていた。また、上小脳脚、中小脳脚、上小脳脚交叉部、皮質脊髄路、中心被蓋路のコントラスト比は3次元FLAIR法で有意に高かった。
3次元FLAIR法では、2次元FLAIRやT2強調画像では得られない脳幹正常構造の描出が可能である。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Comparison of 3D FLAIR, 2D FLAIR, and 2D T2-Weighted MR Imaging of Brain Stem Anatomy2012

    • 著者名/発表者名
      Mika Kitajima
    • 雑誌名

      American Journal of Neuroradiology

      巻: 33 ページ: 922-927

    • DOI

      10.3174/ajnr.A2874

    • 査読あり

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公開日: 2014-07-24  

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