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2012 年度 実績報告書

DNA損傷部位に集積する蛋白質を用いたストロンチウム治療後放射線組織障害の検討

研究課題

研究課題/領域番号 22591355
研究機関金沢医科大学

研究代表者

道合 万里子  金沢医科大学, 医学部, 助教 (40515673)

研究分担者 渡邉 直人  金沢医科大学, 医学部, 教授 (40210926)
研究期間 (年度) 2010-10-20 – 2013-03-31
キーワードストロンチウム / 放射線組織障害 / リンパ球 / γ-H2AX
研究概要

造骨性骨転移患者の除痛目的で認可・導入されている放射線ストロンチウム内部照射療法の副作用としてリンパ球の一過性減少は問題視されているが、リンパ球自体に直接どの程度の放射性組織障害性があるか解明されていない。よってDNA損傷部位に集積する蛋白質を用いた、放射性ストロンチウム治療後放射線組織障害の検討を行い、直接的なリンパ球への照射量の推定を得られると考えられた。
実験方法として前年度に引き続きストロンチウム投与患者3名に対し投与前後で採血を行い、リンパ球を分離した。次に特殊スライドグラス上に固定したリンパ球に、γ-H2AXとその抗体で細胞の免疫染色を行い、DNA損傷部位が核内の点として染色されていることを確認、蛍光顕微鏡にてDNA損傷の個数を測定した。初年度で求めた外照射より得た標準線から推定放射線線量を測定した。現段階では症例数は少ないがリンパ球に対する 放射性組織障害の基本的評価法として、γ-H2AXを用いた新しい評価方法が確立できたと考えられる。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] Radiotoxicity after radioisotope therapy for using gamma-H2AX foci of DNA damage in lymphocytes2012

    • 著者名/発表者名
      道合万里子
    • 学会等名
      ヨーロッパ核医学会
    • 発表場所
      イタリア ミラノ MiCo
    • 年月日
      20121027-20121031
  • [学会発表] アイソトープ治療におけるリンパ球の放射線組織障害に関する検討(第2報)2012

    • 著者名/発表者名
      道合万里子
    • 学会等名
      第52回日本核医学会学術総会
    • 発表場所
      札幌 ロイトン札幌
    • 年月日
      20121011-20121013
  • [学会発表] アイソトープ治療におけるリンパ球の放射線組織障害に関する検討2012

    • 著者名/発表者名
      道合万里子
    • 学会等名
      第71回日本医学放射線学会
    • 発表場所
      横浜 パシフィコ横浜
    • 年月日
      20120412-20120415

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公開日: 2014-07-24  

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