研究課題
本年度は、健常人6人の心筋のMR Viscographyを計測した。アメリカ心臓協会の17セグメントモデルに従い心筋を分画し、分画内の平均ADCを求めた。この結果、拡張期のR波から500ミリ秒後は、心筋分画2、3は分画5,6,1よりも変形が大きいことが明らかになった。心筋の変形量を求めた他の報告との比較において、セグメント2,3の変形量は他の領域外側より多く、今回の結果とよく一致していた。このことから拡散強調MRIを用いた心筋MR Viscograpyによる心筋収縮・拡張に伴う組織粘性画像にる心筋の変形量変化には妥当性があることが分かった。拡散強調MRIは比較的短時間に計測することができ、多くのMRIで実現可能なことから今後の臨床応用が期待できる。
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Human Brain Mapping
巻: 33(1) ページ: 121-129
10.1002/hbm.21200