研究課題
本年度は、「研究実施計画書」に沿って次のような内容を実施した。平成22年9月6日付けで取得した本研究に対する院内倫理委員会での承認のもと、実際の肺癌患者の了承を得た上で症例登録を昨年度に引き続いて継続した。その後、至適画像撮影法の検討として、各患者に対して施行した通常CT、4次元CT及び肺血流シンチグラフィ及び呼吸機能検査を通じて、肺気腫計測ソフトなどを用いた各患者の肺気腫の状態と呼吸機能のデータ収集を行い、これも現在継続中である。また同時に、実際の放射線治療計画装置上で、4次元CTを用いて種々のCT閾値による肺機能画像も作成し、上記データとの対比を行うことにより、至適画像撮影法を検討している。本年度末現在、登録症例は48例に及んだが、更なるデータ集積による精度向上を目的として、平成24年10月付けで本研究の2年間の延長を申請し了承を得た。症例集積を継続し、60例をめどにデータ解析を行い、その結果を学会発表及び論文として発表する予定である。
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Hepatology Research
巻: In press ページ: In press
Journal of Gastroenterology and Hepatology
肺癌学会誌
巻: 52 ページ: 174-181