研究課題
基盤研究(C)
膵がんでは、治療後の再発・転移の抑制が重要な課題となっている。本研究では、膵がんに由来するMIAPaCa-2とPANC-1細胞の浸潤能は、X線によって共に誘導されるが、炭素線照射では、MIAPaCa-2は抑制され、PANC-1では誘導されることを見出した。放射線応答浸潤能の誘導には、細胞株特異的な細胞外マトリックス分解酵素の発現が必要であった。これらの酵素を阻害すると、細胞株は共に形態を変え、アメーバ様浸潤が観られた。浸潤能の抑制には、蛋白質分解酵素とRhoキナーゼの同時阻害が必要であることを明らかにした。
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Cancer Science
巻: 103 ページ: 677-683
DOI: 10.1111/j.1349-7006.2011.02190.x
MIAPaCa-2, which exhibit mesenchymal and amoeboid motility, Cancer Science
巻: 102 ページ: 792-798
DOI: 10.1111/j.1349-7006.2011.01852.x
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http://www.nirs.go.jp/ENG/research/charged_particle/img/fig3.jpg
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