研究課題
基盤研究(C)
四肢のリンパ管機能検査法として、リンパ液を駆出するリンパ管の自律的な収縮運動に着目し、その駆出力を測定する検査方法を開発した。方法は、下肢に駆血帯を巻き、足背部に注射した蛍光色素が移動する様を赤外線カメラにて観察し、リンパ圧が駆血帯の圧を上回る圧を測定した。その結果、早期リンパ浮腫患者ではリンパ圧が低下していること、健常者でも加齢とともにリンパ圧が低下し、特に女性で低下が著しいことが判明した。
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