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2012 年度 研究成果報告書

臓器移植における抗体関連型拒絶反応の機序解明と制御に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 22591407
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関愛媛大学

研究代表者

渡邊 常太  愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (40403802)

研究分担者 高田 泰次  愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (10272197)
研究期間 (年度) 2010 – 2012
キーワード臓器移植 / 抗体関連型拒絶反応 / 補体 / γ-グロブリン
研究概要

移植医療における超急性拒絶反応は、移植片に対して反応する既存抗体が補体を活性化し細胞障害を引き起こすと考えられている。今回、移植ドナー患者のリンパ球による補体成分の活性化を、フローサイトメトリーを用いて直接計測する方法を検討した。当研究の結果、通常の仮説に反し CDC test、結合 IgG 量、IgGサブクラスは補体活性化の予測因子としては精度が低いことが示された。また HLA 抗体の補体活性化を計測するために最も適したパラメータは C3b であり、精度の高い新たな移植患者選択システムとして使用可能である。IVIG は HLA 抗体により活性化された補体系を抑制することが示され、免疫感作患者に対する移植医療を進歩させる可能性がある。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 臓器移植における抗体関連型拒絶反応に対する補体活性化計測システムの開発2013

    • 著者名/発表者名
      渡邊常太、串畑史樹、高田泰次
    • 雑誌名

      愛媛医学

      巻: 第32巻 1号 ページ: 51-57

  • [学会発表] IVIG のHLA 抗体に対する補体抑制効果について2012

    • 著者名/発表者名
      愛媛大学 肝胆膵・移植外科 渡邊常太、串畑史樹、高田泰次
    • 学会等名
      第48回日本移植学会総会
    • 発表場所
      名古屋
    • 年月日
      20120920-22
  • [学会発表] 臓器移植における超急性拒絶反応抑制の試みについて2012

    • 著者名/発表者名
      愛媛大学 肝胆膵・移植外科 渡邊常太、串畑史樹、高田泰次
    • 学会等名
      第30回日本肝移植研究会
    • 発表場所
      福岡
    • 年月日
      20120614-15

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公開日: 2014-08-29  

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