研究課題
基盤研究(C)
本研究において、乳癌の主病巣および転移巣のALDH1陽性癌幹細胞の化学療法に対する奏功性と予後の関係が明らかとなった。さらにALDH1陽性癌幹細胞は進行性乳癌患者における新しいコンセプトを持ったサロゲートマーカーとなることが示唆された。本研究の成果は、乳癌に対する新しいコンセプトの化学療法の開発に寄与するだけでなく、腫瘍内の小集団を標的とする治療、つまり手術不能の乳癌に対する外科治療の基礎となることが期待される。
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Cancer
巻: 118(16) ページ: 3899-910
乳癌(第2版)-基礎と臨床の最新研究動向
ページ: 454-459