研究課題
基盤研究(C)
がんが遺伝子異常に基づく疾患であることは周知されてきた。どのような遺伝子の異常によりその悪性度が異なるかを検証するために、様々なアレイテクノロジーを用いてがん関連遺伝子の抽出が行われている。 我々は、教室で切除された症例の検体の中で、典型的な一症例を用いて遺伝子発現の異常(発現アレイ)、ゲノムの異常(SNP アレイ)、メチル化の変化(メチル化アレイ)を検出するトリプルアレイ法を考案し、これらのすべてのアレイ解析の結果から新規のがん関連遺伝子を抽出することを試みた。抽出された遺伝子は多種にわたり、予後や再発しやすさを予測することが可能であるものが含まれていた。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (11件)
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