研究課題
基盤研究(C)
本研究では治療抵抗性の甲状腺未分化癌の手術標本から癌細胞株7株を樹立し得た。これらの遺伝子変異、遺伝子発現の異常、抗癌剤感受性の検討から、臨床所見に合致する抗癌剤耐性を有していることが示された。抗癌剤耐性克服法の1つとしてmTOR阻害剤の一種であるeverolimusが、PI3K遺伝子の変異をもつgefitinib耐性のOCUT -2に特異的奏功することを確認した。さらに6株を樹立中であり、これらを含め今後甲状腺未分化癌研究に有用な細胞株として期待できる。
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