研究課題/領域番号 |
22591445
|
研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
中野 正吾 愛知医科大学, 医学部, 教授 (20351108)
|
研究分担者 |
藤井 公人 愛知医科大学, 医学部, 講師 (00524331)
福富 隆志 愛知医科大学, 医学部, 教授 (30165302)
吉田 美和 愛知医科大学, 医学部, 助教 (30556098)
高阪 絢子 愛知医科大学, 医学部, 助教 (50440748)
石口 恒男 愛知医科大学, 医学部, 教授 (70115525)
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
キーワード | RVS / 乳癌 / MRI / 超音波 / 画像融合技術 |
研究概要 |
2010年度より乳腺超音波画像診断におけるReal-time virtual sonography (RVS)の有用性について当科で検討を行っている。 1)RVSを用いた乳腺画像診断の確立 症例を重ねることにより最適な仰臥位MRI撮像条件、RVS検査条件などを確立することができた。日立アロカメディカル社と共同でRVSプログラムの変更も適宜行い、最適の画像条件を設定することができた。 2)RVSを用いた乳腺組織採取法の確立 RVSの位置精度を検討するために60例の症例でRVSによるバーチャル画像とリアルタイム画像にずれを計測したところ3次元誤差が12mmであった(Nakano,et al Ultrasound Med Biol 2012)。つづいてfeasibility studyとして乳腺疾患10例においてRVSガイド下生検を行った。乳腺組織は非常に柔らかいため、バーチャル画像のみで生検を行うためには頻回な位置合わせを行うことが必要であった。RVSで位置決めを行った後にリアルタイム画像を参照にして針生検を行う方法がよりスムーズに生検を行うことが可能であった。RVSをMRI-detected lesion検出におけるsecond-look USに併用したところ検出率を27%から90%に向上することが可能であった(Nakano,et al. Breast Cancer Res Treat 2012)。現在RVS技術を応用し、時相のことなる超音波画像の比較が可能となるUS-RVSの開発を日立アロカメディカルと共同で行っている。
|
現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|