研究課題
基盤研究(C)
マウス背部皮下に扁平上皮癌細胞を下移植し、その後3日おきに、マウス頸部にrecombinant CRP 1μgを皮下注した群とPBSを皮下注した群を作製した。5週間経過後、生着した腫瘍と鼠径部のリンパ節を摘出、リンパ節転移の有無と腫瘍内リンパ管新生に関して検討した。 結果、コントロール群と比較しCRP群ではリンパ節転移が少なかった。腫瘍のリンパ管新生をlymphatic vessel endothelial hyaluronan receptor-1(LYVE-1)発現量で評価したところ、CRP群で有意にリンパ管新生が少なかった。CRPは腫瘍のリンパ管新生を阻害することによってリンパ節転移を抑制した。
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