食道癌術前化学療法の治療効果予測

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22591461
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 消化器外科学
• 研究機関: 琉球大学
• 研究代表者: 下地 英明 琉球大学, 大学院・医学研究科, 助教 (30305205)
• 研究分担者: 西巻 正 琉球大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70242427)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• キーワード: 食道外科学

研究概要

食道癌の術前化学療法の前・後で末梢血中循環癌細胞量と血中CEAおよびSCC抗原のメッセンジャーRNA量の測定を行い、これで食道癌術前化学療法の治療効果予測が可能か検討をした。8 名の対象患者の分析が行われた。Cell Search 分析法による末梢血中循環癌細胞の測定と血中 CEA 抗原メッセンジャーRNA は検出されなかった。血中 SCC抗原メッセンジャーRNA は全例に検出され、術前化学療法の前後で変動を認めたが、治療効果予測を行うには至らなかった。