研究課題
基盤研究(C)
独自に同定した胃癌特異的メチル化遺伝子 CDO1 を用いて微量癌細胞診断を試みた。CDO1の癌組織における異常の頻度は高く、これまでわれわれが同定していた HOPX, Reprimo より有望なマーカーと考えられた。30 例の洗浄細胞診検体を用いて HOPX メチル化を検討した結果腹水癌細胞の検出ができなかっため、CDO1 を標的とした癌検出を試みた。CDO1 を用いた微量癌細胞の検出の検討では 1000 分の 1 の陽性細胞の存在は検出可能であり、またその感度は血液中の微量癌細胞の感度としては進行癌の 30%程度でありこれまでの検出感度を超えないことが判明した。よって、癌細胞の鋭敏な感度の検討として nested PCR や DNA 抽出条件の改良が必要であることが判明した。
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