研究課題
基盤研究(C)
肝細胞癌の細胞マーカーについては発現が多岐にわたり、一定の傾向が見いだせなかったが、肝内胆管癌に関してはNotch2の発現が56%の症例にみられ、さらにこれらはc.Kit発現と関連がある一方、CD44の発現とは逆相関にあることが判明した。Notch2発現により予後にも違いを認め、臨床的多様性との関連も示唆された。さらに、臨床的な違いが明らかになりっっある肝内胆管癌のうちの胆管内乳頭状腫瘍については、通常の肝内胆管癌との比較でMUC1やMUC2の発現の違い、さらにそれに関連してp53についての違いを見出した。
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