研究課題
基盤研究(C)
高脂血症治療薬であるスタチンを内服している大腸癌切除術後の患者は再発率が低かった。ただし、pravastatin では再発抑制効果はなく、細胞株でも抗腫瘍効果は認められなかった。Pravastatin 以外のスタチンでは容量依存的に抗腫瘍効果を認めたが、その主経路であるメバロン酸カスケードと関連がなく、 ヒストンメチルトランスフェラーゼである EZH2 を抑制し、 p27の発現を誘導することで発揮されることを見出した。 さらに、 スタチンと HDAC 阻害剤との併用は相乗的な抗腫瘍効果を発揮し、新規治療法としての期待が持てる。
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