研究課題
基盤研究(C)
新規の冠動脈バイパスグラフト狭窄予防法の開発を目的に、ラパマイシン含有PLA/CLフィルムを合計13例の冠動脈バイパス手術のグラフト近位吻合部に貼付した。対照群(8例)としてはラパマイシン非含有PLA/CLフィルムを用いた。術後経過は全21例で良好であり、吻合部狭窄を認めなかった。フィルム貼付に伴う明らかな有害事象も認めなかった。本研究でフィルム使用の安全性が確立され、新しいDrugdeliverysystemが構築されたと考えられる。
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