研究課題
基盤研究(C)
独自に開発した伸延機材を使用して、臨床使用されている 0.1mm 厚expanded polytetrafluoroethylene (ePTFE)膜を加熱・伸展し、超薄型 ePTFE 膜を作成した。この超薄型 ePTFE 膜の厚さは約 0.05mm。この超薄型 ePTFE 膜を用いて、新たに開発したfan-shaped 弁を作成し、bulging sinnus 付 ePTFE 人工血管内面に ePTFE 糸を用いて縫着し、3弁付き導管を作成した。この 3 弁付き導管を右心系循環モデル内で弁機能を検討した。この結果、優れた弁機能が証明された。また、直径 8mm~24mm(2mm 刻み、9 種類)の弁付き導管を作成し、京都府立医科大学倫理委員会の承認の下に臨床試験を行った。臨床試験では現在までのところ、ePTFE 弁機能は非常に良好で、狭窄や閉鎖不全に伴う弁機能廃絶は認めていない。
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J Thorac Cardiovasc Surg
巻: 142,No.5 ページ: 1122-1129
日本小児循環器学会雑誌
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http://www.cvs-kpum.com/pe_cardiova/measure.html