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2012 年度 実績報告書

パーキンソン病に対する皮質脳波フィードバック型脳深部刺激の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22591624
研究機関近畿大学

研究代表者

中野 直樹  近畿大学, 医学部, 講師 (60258027)

研究分担者 加藤 天美  近畿大学, 医学部, 教授 (00233776)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードParkinson / deep brain stimulation / electrocortigram
研究概要

平成24年度は、平成22年度、平成23年度に引き続き頭蓋内脳表電極を用いて,基底核を刺激した際の大脳皮質の反応をとらえた。計画書にのっとり、全身麻酔下での脳深部刺激例に対し、脳表電極から、深部刺激中の反応を測定した。【方法と対象】進行性パーキンソン病に対し,全身麻酔下で脳深部刺激術を施行した。【結果】視床下核例では、運動野に留置された電極から、130Hz-160Hz刺激により20Hzでの波形の増大をえた。刺激部位の違いも患側され、視床下核の背側の方がより20hzのパワーが高かった。刺激開始から、500msecでの反応がもっとも認められ、この反応は、同側運動野、対側運動野にも観察することができた。淡蒼球例では、一定の特徴を得ることができなかった。視床下核の刺激が、一次運動野への神経ネットワークがあることが前年度のデータと比較しても、揺るがない結果であった。計画書では、オンラインでの慢性脳波記録を麻酔下なしで行う予定であったが、症例がなく、計測、結果がえられなかった。しかし、これまでのデータを、オフラインで、脳波の再解析を行った、時間周波数変化だけではなく、皮質脳波から、DCshiftを示唆する結果を得た(未発表)。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Computed Three-Dimensional Atlas of Subthalamic Nucleus and Its Adjacent Structures for Deep Brain Stimulation in Parkinson’s Disease2012

    • 著者名/発表者名
      Nakano N, Taneda M, Watanabe A, Kato A
    • 雑誌名

      International Scholarly Research Network ISRN Neurology

      巻: 2012 ページ: 2012

    • DOI

      doi:10.5402/2012/592678

    • 査読あり
  • [雑誌論文] I.ニューロモデュレーションに使用する機器 3.脳深部刺激装置と刺激電極2012

    • 著者名/発表者名
      中野直樹
    • 雑誌名

      ペインクリニック

      巻: 33 ページ: S35-39

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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