研究課題
基盤研究(C)
椎間板変性の重要な原因として終板を通じた椎間板への栄養供給の減少が考えられている。栄養管の狭窄が椎間板変性のひとつの原因と考えられているが栄養管の3次元構造は定量的に解明されていない。本研究においては高解像能CT撮影装置を用い、正常家兎腰椎終板内の栄養管の3次元微細構造を定量的に解析することを目的とした。本研究では、終板に対して垂直に骨髄と椎間板を連結する栄養管に加え、これらを水平方向に連結する栄養管の存在を明らかにした。水平方向連結栄養管は終板内での流体移動に寄与していると考えられた。
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