研究課題/領域番号 |
22591653
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
篠原 孝明 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (00378209)
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研究分担者 |
建部 将広 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (60420379)
奥井 伸幸 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (70547554)
平田 仁 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80173243)
山本 美知郎 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (90528829)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | mast cell / PAR / triptase / VEGF |
研究概要 |
手根管症候群・狭窄性屈筋腱腱鞘炎などの作業関連性筋骨格系障害において、病初期に疼痛が強く、長期経過するとともに機能障害は悪化するが疼痛が軽減する傾向にあった。腱滑膜の病理所見では病初期において、PAR2のアゴニストであるmast cellから放出されるtriptaseが血管周囲に主に発現しておりそれと共にTNFα、IL-6などのcytokineも高発現している。疼痛にこれらの因子が関与している可能性が考えられた。経過と共にtriptaseの発現は低下するものの血管や間質の変化とともにVEGFは高値となる傾向を認めた。Mast cell tryptaseは作業関連性筋骨格系障害における滑膜の炎症や疼痛に重要な役割を果たしていると考えている。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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