幹細胞動員因子を用いた関節軟骨靭帯再生 －幹細胞を基盤とした再生医療－

2012 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 22591656
• 研究機関: 神戸大学
• 研究代表者: 黒田 良祐 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80379362)
• 研究分担者: 松下 雄彦 神戸大学, 医学部附属病院, 特定助教 (40467650) ; 松本 知之 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (50546588) ; 黒坂 昌弘 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70170115) ; 久保 晴司 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (30452494)
• 研究期間 (年度): 2010-04-01 – 2013-03-31
• キーワード: 再生医療 / 骨 / 軟骨 / 靭帯

研究概要

幹細胞や万能細胞の開発とともに主要臓器の再生の試みが盛んにおこなわれている。骨、関節軟骨、靭帯再生においては幹細胞からの細胞の動員、分化、血行の再開、血管新生が重要な役割を果たす。我々は顆粒球コロニー刺激因子 Granulocyte colony-stimulating factor (G-CSF）という幹細胞動員因子が運動器（関節、軟骨、靭帯）の損傷時に発現すること、これによって幹細胞が動員され組織が修復されること、またこの因子を局所投与することで組織の修復、再生が促進されることを明らかにした。

現在までの達成度 (区分)

理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

研究成果

• [雑誌論文] 末梢血CD34陽性細胞移植による難治性骨折治療 (2013)
  • 著者名/発表者名: 松本知之
  • 雑誌名: Pharma Medica 巻: 31(4) ページ: 9-13
• [雑誌論文] Acceleration of tendon-bone healing of anterior cruciate ligament graft using autologous ruptured tissue. (2012)
  • 著者名/発表者名: Tomoyuki Matsumoto
  • 雑誌名: Am J Sports Med. 巻: 40(6) ページ: 1296-302
  • DOI: 10.1177/0363546512439026
  • 査読あり
• [雑誌論文] Local transplantation of granulocyte colony-stimulating factor-mobilized human peripheral blood mononuclear cells for unhealing bone fractures. (2012)
  • 著者名/発表者名: Tomoyuki Fukui
  • 雑誌名: Cell Transplant. 巻: 21(4) ページ: 707-21
  • DOI: 10.3727/096368911X582769
  • 査読あり
• [雑誌論文] 整形外科のためのDDS技術 (2012)
  • 著者名/発表者名: 黒田良祐
  • 雑誌名: Drug Delivery System 巻: 27(4) ページ: 283-88
• [学会発表] 自家末梢血CD34陽性細胞による難治性骨折の治療 (2012)
  • 著者名/発表者名: 黒田良祐
  • 学会等名: 第31回日本運動器移植・再生医学研究会
  • 発表場所: 弘前
  • 年月日: 20120929-20120929
• [学会発表] ゼラチンハイドロゲルを用いた運動器再生の基礎研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 黒田良祐、松本知之、岡真也、松崎時夫、松下雄彦、黒坂昌弘
  • 学会等名: 第118回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2012-04-07
• [学会発表] Local transplantation of G-CSF-mobilized CD34+ cells in Patients with non-union.
  • 著者名/発表者名: Ryosuke Kuroda
  • 学会等名: The 16th US-Japan Cellular and Gene Therapy Conference
  • 発表場所: Washington DC
  • 招待講演