研究課題
基盤研究(C)
人工股関節全置換術(THA)の術後に静脈血栓塞栓症(VTE)が発生した患者では、術後 1日目の可溶性フィブリン(SF)またはプラスミノーゲンアクチベーターインヒビター(PAI-1)の値が高かった。そして術後1日目の SF と PAI-1 値を用いた VTE 発生リスクが高い患者のスクリーニングは、特異度は 65%で感度は 100%であった。 この VTE スクリーニングにより約半数の THA 患者は低リスク群に判別され、高リスク患者に対しては術後の薬物的予防法が有用であり、低リスク患者に対しては抗凝固薬の投与は必要なかった。
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