研究課題/領域番号 |
22591701
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
吉田 仁 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (00374843)
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研究分担者 |
櫛方 哲也 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (80250603)
廣田 和美 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20238413)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 脳・神経 / 全身麻酔 / 睡眠 / 脳波 / 内因性睡眠物質 |
研究概要 |
睡眠関連物質と睡眠および全身麻酔中の脳波について:動物の手術に関しては基本的に従来通りだった。体重300-400gの雄性SD系ラットを用い、ketamineとxylazine麻酔下に脳波および筋電図電極を留置した。また、大脳皮質表面上で左右対称の位置にカテーテルを留置した。実験手技が結果に及ぼす影響が大きく、予定していた睡眠関連物質による実験では安定した結果が得られなかった。手術手技だけでなく、睡眠関連物質注入手技が不確実だったため、安定化のため以下のような変更が必要だった。まず、従来のカテーテルは短く注入が困難だった。そのため使用するカテーテルの種類を変更した。また、代表者らは従来睡眠関連物質をマニュアル投与していたが、同一実験を行っている研究者が変更を加えた方法を参考にすることにした。最終的には、EICOM社製マイクロシリンジポンプとテフロンチューブ・ハミルトン社製ガスタイトシリンジを使用し、一定速度の注入を行えるかどうか検討した。ketamine麻酔下で、大脳皮質表面にlidocaine 400ug注入により、投与側の脳波のactivityは一過性に低下した。in vivoの結果を踏まえてin vitroの実験を予定していたため、本期間中には取り掛かることができなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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