研究課題/領域番号 |
22591712
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
安藤 富男 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (00193110)
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研究分担者 |
紙谷 義孝 横浜市立大学, 医学研究科, 客員講師 (90381491)
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連携研究者 |
越後 憲之 横浜市立大学, 医学研究科, 客員准教授 (00363797)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | ブメタニド / NKCC1 / pCREB / Ca イメージング / 鎮静作用 |
研究概要 |
幼若ラットではミダゾラムにより海馬 CA3 領域において細胞内 Ca 濃度の上昇、pCREB 陽性細胞の増加が有意に認められ、これらは NKCC1 阻害薬であるブメタニドにより抑制された。成熟ラットではこれらの変化を認めなかった。また、ミダゾラムの鎮静作用は幼若ラットで減弱しており、ブメタニドは鎮静作用を増強した。以上より、ミダゾラムは新生児ラットの海馬において GABAA 受容体刺激を介して興奮作用をもたらし、鎮静効果を減弱させると考えられた。
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