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2010 年度 実績報告書

ステロイドに著効を呈す急性呼吸窮迫症候群を推定可能にするバイオマーカーの探索

研究課題

研究課題/領域番号 22591732
研究機関岡山大学

研究代表者

西江 宏行  岡山大学, 病院, 助教 (20379788)

研究分担者 溝渕 知司  岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (70311800)
佐藤 哲文  独立行政法人国立がん研究センター, 手術・緩和医療部, 麻酔科医師 (40362975)
森松 博史  岡山大学, 岡山大学病院, 講師 (30379797)
永坂 岳司  岡山大学, 岡山大学病院, 助教 (30452569)
キーワードARDS / ALI / ステロイド / T-BOX / T-BET / SNP
研究概要

ALI/ARDSの死亡率は人工呼吸器の適切使用により減少したが、その死亡率は38%から50%と依然として高い。また、今後25年間による高齢化に伴い、
ALI/ARDSの年間発生率は2倍に上昇するものと見込まれており、より効率的な治療法等の開発が望まれる。ARDS/ALIに対するステロイド投与には賛否両論あり結論は出ていない。しかし臨床の場ではARDS/ALIが重篤であるがゆえに人工呼吸器の適切使用以外の治療法としてステロイド投与が挙げられるが、この可否については現在も議論のあるところである。しかしながら、経験上、ステロイド投与により治癒する症例も少なからず認められる。バイオマーカーによるステロイド使用により治癒期待可能な症例のスクリーニングが可能ならば、長年の議論に終止符を打つことも期待される。本研究は、ゲノム・エビゲノム変化の解析を中心にステロイドに著効を呈す急性呼吸窮迫症侯群を推定可能にするバイオマーカーを探索し、診断技術として応用することを目的とする。P1に対する研究(図1):ARDSと診断された患者の血液から抽出されたDNAを用いてTBX21遺伝子のSNP解析を行う(永坂担当)。miRNAに対して、ステロイド反応症例2例、不応症例2例のステロイド投与直前、投与後3日目、7日目に採取された血液の白血球成分と血漿成分より得られたRNAを用い、mRNAアレイ(miRCURY LNATM microRNA array ; EXIQON社)による発現解析を行う。2例ずつではあるが比較するアレイは計24と膨大であり、この検討が本研究の今後を決定することになるため、安易に症例を選択するのではなく、患者の基礎疾患等の背景を十分考慮したうえで1年かけて症例を抽出する(西江・森松担当

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Expansion of CpG Methylation in the SFRP2 Promoter Region during Colorectal Tumorigenesis2011

    • 著者名/発表者名
      Masanori Takeda
    • 雑誌名

      Acta Medica Okayama

      巻: 65(in press)

    • 査読あり
  • [学会発表] AN ACUTE RESPIRATORY DISTRESS SYNDROME (ARDS) CASE WITH HOMOZYGOUS FUNCTIONAL VARIANT OF T-BET (T-BOX EXPRESSED IN T CELLS) SHOWS DRAMATIC PHARMACOGENETIC RESPONSE TO THE THERAPY WITH CORTICOSTEROIDS2011

    • 著者名/発表者名
      Hiroyuki Nishie
    • 学会等名
      IARS annual meeting
    • 発表場所
      バンクーバー
    • 年月日
      2011-05-21

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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