研究課題
基盤研究(C)
ATP受容体に対する鎮痛薬の影響を調べた結果、局所麻酔薬リドカインが、ATP受容体サブタイプの一つ、 P2×7の機能を抑制することがわかった。この作用は、受容体に直接作用し、非拮抗的阻害であることが強く示唆された。これらの結果は、いまだ不明なリドカインの癌性疹痛時における鎮痛作用のメカニズムの一っである可能性を示唆するとともに、今後のさらなる研究による新たな鎮痛薬開発への可能性を示している。
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