研究課題
1. 前立腺癌は骨転移の好発する癌種である。骨転移症例において、ホルモン感受性のある状況において、ホルモン療法に併用した第三世代ビスフォスフォネート・ゾレドロン酸の使用により、腫瘍マーカーPSAでみた進行が抑制されることを報告した。この機序には、ゾレドロン酸のγδT細胞の誘導効果により、各種サイトカインが放出される可能性もあり、ホルモン感受性喪失のメカニズムへの関与が示唆される。2.従来から知られるIGF結合蛋白3を介した前立腺癌の進行において、FOXA1蛋白が関与し、これがホルモン感受性喪失と関連している可能性を報告した。3.ホルモン抵抗性前立腺癌の中心的な薬物療法であるドセタキセル治療例約150例における、臨床的検討を行い、中でも、骨転移のドセタキセル療法抵抗性への関与を明らかにして報告した。
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/sakura/urology/