研究課題/領域番号 |
22591786
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
本間 之夫 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (40165626)
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研究分担者 |
桝永 浩一 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), その他部局等, 研究員 (10404352)
野宮 明 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (30372379)
藤村 哲也 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (50376448)
西松 寛明 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (60251295)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 細胞・組織 / 間質性膀胱炎 / 尿中マーカー / 慢性炎症 |
研究概要 |
本研究の目的は、難治性疾患である間質性膀胱炎の病態に上皮由来の各種伝達物質が如何に関与しているかを解明することにあり、そのために、患者の尿と膀胱組織を用いて伝達物質の測定と遺伝子発現の定量を行い、治療後の変化も検討してきた。また、併せて間質性膀胱炎の動物モデルを作成してその排尿生理学的・分子細胞学的な特徴と、ヘパリンの膀胱内注入とA型ボツリヌス毒素の膀胱壁内注入を行った効果を詳細に検討してきた。 臨床症例を用いた研究では、尿中マーカーの測定系の条件設定を検討してきた。尿中のNGF CXCL10, TNFSFの測定の至適条件を適宜調整し、間質性膀胱炎に対する治療前後での評価、自覚症状との相関について検討してきた。結果、症状との有意な相関を認めていないのが現状である。 膀胱組織を用いた検討では、サンプルの収集と免疫組織染色を行い、データを検討してきた。結果、間質性膀胱炎の中でも潰瘍の有無でCD11b陽性細胞、VEGF-Aなどに違いを認めた。 また、間質性膀胱炎患者と対照となる膀胱がん患者の非癌部から採取した組織におけるmRNAの発現を検討したところ、とくに潰瘍型の間質性膀胱炎ではTRPM2、NGF、CXCL9などの発現が有意に増加していることがわかり、今後の病態解明につながる研究成果として期待される。 動物モデルを用いた研究では、確立されつつある動物モデルを用いた各種機能実験のうち、時間的制約にて行えていなかった膀胱内圧測定および、摘出膀胱条片の機能実験を行い、機能評価を行い、現在集積したデータの解析を行っている。予定されていた摘出膀胱条片の機能実験は至適な膀胱条片を確保することが出来なかったため,今後の検討課題となっている。 また、併せてヘパリン・リドカイン混合液やヘパリン、レジニフェラトキシンの膀胱内注入を動物モデルに行う治療研究は現在準備が完了し、今後進めていく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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