研究課題
基盤研究(C)
子宮内膜症は月経のたびに異所内膜から出血し、ヘモグロビンに含まれる「鉄」が Fe 2+ H2O2-→Fe 3+ + OH- + OH. で示される「フェントン反応」により強力な活性酸素種 ROS を放出する。これまでこの過酷な環境下でなぜ異所性子宮内膜細胞が生存できるのか、さらにはなぜ癌化に至るのかは不明であった。本研究では明細胞腺癌に過剰発現している転写因子 Hepatocyte nuclear factor-1beta(HNF-1beta)が、chk1 タンパクに働きかけていることを明らかにした。また防御因子である CD44v も関与している可能性がある。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件)
Oncology letters
巻: 2(4) ページ: 591-597
Int J Gynecol Cancer
巻: 21(7) ページ: 1200-7
Human immunology
巻: 72(3) ページ: 213-218
日本エンドメトリオーシス学会会誌
巻: 32巻 ページ: 43 - 48
巻: 31巻 ページ: 70-74