研究課題
基盤研究(C)
卵巣漿液性嚢胞腺癌におけるmtTFAの発現を確認し、生存率との関連について検討した。その結果、mtTFAが直接Bcl2L1を制御していることがわかり、mtTFAの機能は抗アポトーシスと関連があり、その結果予後を不良にしていると考えられた。さらに子宮内膜癌症例について核におけるBAF57、 ER、 p53の発現を免疫組織化学染色で評価し検討した。子宮内膜癌の核におけるBAF57発現は単変量解析で低発現群のほうが高発現群より予後良好であり、多変量解析では独立した予後因子であった。さらにBAF57発現とp53と相関関係を認めた。
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