ギャップ結合を発現していないHeLa細胞と、HeLa細胞にギャップ結合蛋白コネキシン43遺伝子をトランスフェクトしてギャップ結合蛋白コネキシン43を強制発現させた細胞に対してグルコースイメージングを行った。すなわちそれぞれの細胞に非代謝性蛍光グルコース誘導体6-NBDGのマイクロインジェクションを行い、隣接する細胞への蛍光グルコースアナログの拡散を検討したところ、HeLa細胞には隣接する細胞への蛍光グルコースアナログの拡散は認められなかったが、ギャップ結合蛋白コネキシン43を強制発現させたHeLa細胞では隣接する細胞への蛍光グルコースアナログの拡散が認められ、ギャップ結合を介した細胞間グルコース輸送をin vitroで確認することができた。
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