研究課題
基盤研究(C)
胎児マウスの嗅裂には多くの組織幹細胞が存在しており、その幹細胞を培養し、顔面神経麻痺モデルマウスの顔面神経周囲に移植した。その結果、顔面神経麻痺モデルマウスにおいて、嗅粘膜由来の組織幹細胞を麻痺神経周囲に移植することにより、自然治癒したモデルマウスと比較し、顔面神経麻痺改善に要する期間が有意に短縮されることが示唆された。麻痺改善については、幹細胞移植マウスと自然治癒群では両群に有意差を認めなかった。神経の再生については、神経再生が活発であることを示す、BrdU の取り込みが多く認められた。
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Prog.Med
巻: 30(3)