• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

日本の高齢者における睡眠時無呼吸症候群の横断的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22591906
研究機関藤田保健衛生大学

研究代表者

中田 誠一  藤田保健衛生大学, 医学部, 准教授 (10324435)

研究分担者 角谷 寛  京都大学, 医学部, 准教授 (90362516)
キーワード睡眠時無呼吸症候群 / 高齢者
研究概要

現在・50歳台くらいまでで働き盛りの睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome ; SAS)における疫学的なDataは良く知られている。有名なYoungらのWisconsin Sleep Cohortでの報告では、無呼吸低呼吸指数(Apnea Hyperpnoea Index ; AHI)≧5回/時のSASは男性では4%、女性では2%とでている(Young T et al.N.Engl J Med328, 1993)。しかるに60歳以上のSASにおける病態はあまり知られておらず、最近欧米では注目を集めてきているが、日本では実態調査が全く行われていない。今回我々は、人口約2万人で北海道の道南に位置し、人の移動が少ない八雲町において、60歳以上の高齢者におけるSASの実態を明らかにするために本研究を行った。昨年から1年に1回北海道八雲町において携帯用喉頭ファイバーや携帯用額帯ファイバーを用いて鼻腔~咽喉頭所見や睡眠障害、胃食道逆流症の症状スコアや嚥下についての問診所見をとった。また睡眠呼吸検査については、八雲町の保健福祉課に簡易睡眠呼吸検査装置を3台貸付け、その課の保健師により、60歳以上の睡眠呼吸検査希望の住民にその装置の使い方を指導し、記録をとってもらっている。記録はメモリーカードに保存されるので、そのカードを当院に送っていただくことにより解析を行い、その結果は保存され、また検診を受けた人へは個人情報保護に注意しながら、各、個人宛に結果とその指導を行っている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 北海道八雲町における高齢者の睡眠調査2010

    • 著者名/発表者名
      中田誠一
    • 学会等名
      第26回不眠研究会
    • 発表場所
      ホテルオークラ東京
    • 年月日
      2010-12-04

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi