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2010 年度 実績報告書

喉頭挙上筋障害時における残存筋機能制御様式の変化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22591913
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

馬場 均  京都府立医科大学, 医学研究科, 客員講師 (30360035)

キーワード耳鼻咽喉科学 / 咽頭科学 / 嚥下
研究概要

嚥下障害の原因としての喉頭挙上障害について,嚥下造影検査を用い挙上のタイミング,挙上の距離を定量的に評価した.
今後の喉頭挙上筋障害時の嚥下の際における喉頭運動を定量的に評価するために,
DIPP-MotionPROを使用し,喉頭並びに舌骨の運動を確実に定量化することが可能となった.喉頭挙上におけるオトガイ舌骨筋,顎舌骨筋,顎二腹筋前腹は,嚥下咽頭期に強調して収縮することにより有効な挙上を来たすが,それぞれ舌下神経,三叉神経の支配を受ける.これらの障害による挙上障害は嚥下障害の上で大きな問題となる.
今後の喉頭挙上筋群の神経支配とその運動を検討していく上で,嚥下運動の定量的比較が可能となることはきわめて重要である.
今後,舌下神経核,三叉神経運動核からさらに上位の神経入力を確認していく上での基礎的な情報を得ることができた.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Synergistic effect between proteasome and autophagosome in the clearance of polyubiquitinated TDP-432010

    • 著者名/発表者名
      Urushitani M
    • 雑誌名

      J Neurosci Res

      巻: 88 ページ: 784-797

    • 査読あり

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公開日: 2012-07-19  

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