研究課題
基盤研究(C)
ラットに強い光を照射すると、視細胞と色素上皮細胞のアポトーシスを伴う網膜変性が起こる(ラット網膜光障害実験モデル)。これは、加齢黄斑変性(AMD)の動物実験モデルとして用いられている。本研究では、同モデルにおける網膜光障害の感受性の程度がラットの系統に依存することに着目し、網膜光障害の感受性を支配する原因遺伝子のマッピングを進めてきた。本研究期間では、この遺伝子が存在する染色体領域をラット 5 番染色体上の0.99 Mb にまで狭めた。今後、この原因遺伝子を同定し、AMD の発症機序追究に利用する。
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