研究課題
基盤研究(C)
がん幹細胞は多分化能と自己複製能をもち、がん発生の起点となる細胞と考えられている。神経芽腫ではsphereculture法によりがん幹細胞様の特徴をもつ細胞集団を抽出できることがこれまで明らかにされてきた。今回sphereculture法によって得られた細胞の抗がん剤耐性と腫瘍融解ウイルスの殺細胞効果について検討した。神経細胞株IMR32と、IMR32をもとにsphereculture法にて得られた細胞集団(sIMR32)の薬剤感受性を検討するとシスプラチンによる殺細胞効果はIMR32においてより顕著であった。一方HSV-1による殺細胞効果は両群間で有意差はなかった。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (4件)
Cancer Res
巻: 72 ページ: 4587-4596
Pediatr Res
巻: 71 ページ: 511-515
Int J Clin Oncol
巻: 17 ページ: 190-195
J Pediatr Surg
巻: 45 ページ: 2293-2298
Pediatr Surg Int
巻: 27 ページ: 225-230
Oncogene
巻: 30 ページ: 97-105
Eur J Cancer
巻: 46 ページ: 2324-2234
巻: 29 ページ: 2681-2690