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2014 年度 研究成果報告書

急性腎傷害における心房性ナトリウム利尿ペプチドの腎保護作用メカニズムの研究

研究課題

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研究課題/領域番号 22592010
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 救急医学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

三高 千恵子  東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (20126254)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワード急性腎傷害 / 心房性ナトリウム利尿ペプチド / サイトカイン / 炎症 / 虚血再灌流傷害 / 造影剤
研究成果の概要

心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)が、腎虚血-再灌流による急性腎傷害や造影剤腎症を軽減するかをラットモデルで検討した。ANPは、腎虚血-再灌流による代謝性アシドーシス、肺水腫、血中乳酸濃度、クレアチニン濃度、K濃度の上昇などの急性腎傷害を軽減した。さらにANPは、腎虚血-再灌流による腎や肺組織のTNF-alpha、IL-1beta、IL-6 mRNA上昇や蛋白発現を軽減するとともに、血中IL-1betaやIL-6濃度の上昇も軽減した。これは、ANPが炎症反応を抑制することにより、腎-肺の臓器間のクロストークを妨げることを示唆する。また、ANPの前投与は造影剤腎症を軽減した。

自由記述の分野

敗血症、急性腎傷害

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公開日: 2016-06-03  

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