研究課題
基盤研究(C)
選択的β2アドレナリン受容体作動薬の光学異性体(+)(-)(±)が筋と骨への作用の違いを検討した (+)体tulobuterol が骨芽細胞のβ2受容体を介し破骨細胞分化を促進させ、μCTによる骨量測定では、(-)体は影響がなく(+)体投与により、骨密度低下と骨吸収亢進が明らかになった。一方、筋肥大は(-)体で伸張し、(+)体では認められなかった。血圧測定結果から血管平滑筋作用も同様であった。以上の結果により、β2作動薬は(-)体に精製すれば、骨代謝に影響を及ぼすことなく、安全に気管支喘息治療薬として使用される可能性を明らかになった。
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