研究課題
基盤研究(C)
メタボリックシンドロームにおいて脂肪組織における細胞内グルココルチコイド活性化酵素11β-HSD1(11β-hydroxysteroiddehydrogenasetype1)の活性化が重要な役割を担うことが近年明らかになってきた。メタボリックシンドロームは脂肪組織の慢性炎症状態と考えられており、歯周組織の慢性炎症状態である歯周病における11β-HSD1の役割について検討した。その結果、歯周病患者の歯肉組織においては健常者の歯肉組織に比して11β-HSD1の発現が有意に亢進しており、また、歯周ポケットの深さと11β-HSD1遺伝子発現との間には有意な正の相関関係が認められたことから、11β-HSD1発現亢進が歯周病発症に関与する可能性が示唆された。
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