研究課題/領域番号 |
22592115
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
吉川 孝子 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (00182733)
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研究分担者 |
趙 永哲 東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (50431929)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | Slow-start curing法 / 窩壁適合性 / 接着強さ / コントラスト比 / 重合 / 重合収縮 |
研究概要 |
Slow-start curing法(始めに通常の出力の45%の光の強さで照射した後、100%の出力で光照射を行う光照射法)により光重合型コンポジットレジンを重合すると、窩底部レジンの重合促進効果が認められることが確認された。さらに、レジンの重合に伴いコントラスト比(レジの不透明度)が増加する光重合型レジンの方が、コントラスト比が減少するレジンよりも窩底部レジンの重合促進効果が高いことが明らかとなった。また、低出力と通常出力の間に5秒のインターバルを置く方法とインターバルを置かない方法を比較すると、5秒のインターバルを置いた方が、窩底部レジンの重合促進効果が高かった。しかしながら、シェードの濃いコンポジットレジンでは、インターバルを置かない照射法の方が良いことが示唆された。 ヒト大臼歯歯頸部にエナメル質と象牙質窩縁を有する円柱窩洞を形成し、コントラスト比が異なる光重合型レジンを使用し、Slow-start curing法と通常の照射法により硬化された光重合型レジン修復物の窩壁適合性を評価した結果、Slow-start curing法の方が通常照射法よりレジン修復物の窩壁適合性が良好となった。また、重合に伴いコントラスト比が増加するタイプのレジンの方が、コントラスト比が減少するレジンよりも重合収縮応力を緩和し窩壁適合性が良好となることが明らかとなった。 一方、弾性が低くボンディング層の厚いツーステップセルフエッチングシステムは、ワンステップセルフエッチングシステムと比べ、残存歯質の厚さの影響を受けず接着強さが極めて高いことが判明した。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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