研究課題
基盤研究(C)
MI:Minimal Interventionと審美性獲得を両立させるひとつの選択肢として、歯質や修復材表面に塗布を行うコーティング材が存在するが、臨床に際しての使用上の明確な指針などは必ずしも明確とはなっていない。本研究の目的は、歯科用コーティング材の審美性改善効果とその持続性をin vitroにおいて多角的に検討することにより、臨床応用のためのEvidence構築の礎を目指すものである。その結果、種々の食品由来の色素はコンポジットレジン自体への着色に影響し、ホワイトニング剤によって着色が分解されること、またコーティングによって着色効果が減弱することが明らかとなった。また、着色の程度はコンポジットレジン中に配合されたフィラーの体積比によって影響を受ける傾向が認められた。
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