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2010 年度 実績報告書

メタルフリーデンチャーの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22592157
研究機関鹿児島大学

研究代表者

水流 和徳  鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助教 (90274844)

研究分担者 西 恭宏  鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 准教授 (10189251)
丸山 浩美  鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 助教 (50359981)
長岡 英一  鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 教授 (00028812)
キーワードメタルフリー / ジルコニア / ガラス繊維補強型高分子材料 / 金属アレルギー / 部分床義歯 / コンポジットレジン
研究概要

【実験1】ジルコニアとメタルフリーデンチャー製作に用いる硬質レジンを接着させるための最適条件の検討
ジルコニア:半焼結ジルコニア(セルコンベース47デンツプライ三金社製)を板状に切り出し,1350℃にて2時間焼成し焼結させた.焼結後,研磨を行い試料の大きさを10mm×10mm×1mmに規定した
硬質レジン:エステニアc&b(クラレ社製)とグラディア(GC社製)の2種類を用いて,直径5mm,高さ3mmに規定し,光重合器(Denta color XSクルツアー社製現有設備)にて3分間照射し重合させた
表面処理:50μmアルミナサンドブラストを8mmの距離で20秒間噴射するものとしないものを設定した
プライマー:AZプライマー(松風社製)をメーカー指示に従い塗布するものとしないものを設定した
実験方法
各条件の試料を3個作製し,デジタル荷重測定機MODEL-1310NW(現有設備)を用いて,クロスヘッドスピード0.5mm/minにて引張せん断接着試験を行い,接着強さを求めた
結果と考察
硬質レジンは,グラディアの方がジルコニアとの高い接着性を示した.また,AZプライマーを塗布したものは高い接着強さを示したが,サンドブラスト処理を行ったものは低い接着性を示した
【実験2】熱サイクル負荷の影響についての検討
口腔内環境を想定して,熱サイクル試験機TM2-TCT1を用いて4℃と60℃に60秒間ずつ交互に浸漬し,0回,500回,1000回,3000回,10000回,15000回,20000回の負荷を行うために,各条件の試料を製作中である,ただし,実験1にてサンドブラストによる接着強さの低下から,サンドブラスト後の処理(スチームクリナーによる洗浄の影響)について検討中である

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] クラスプに用いるガラス繊維補強型高分子材料の比較2010

    • 著者名/発表者名
      水流和徳
    • 学会等名
      平成22年度綴歯科学会九州支部学術大会
    • 発表場所
      熊本県歯科医師会館(熊本)
    • 年月日
      2010-11-27

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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