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2010 年度 実績報告書

ヒューリスティック評価項目を用いた実習成果物自動評価システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22592176
研究機関明倫短期大学

研究代表者

木暮 ミカ  明倫短期大学, 歯科技工士学科, 准教授 (10300104)

研究分担者 河野 正司  明倫短期大学, 歯科技工士学科, 教授 (50014098)
飛田 滋  明倫短期大学, 歯科技工士学科, 准教授 (90323980)
植木 一範  明倫短期大学, 歯科技工士学科, 講師 (10331539)
伊藤 圭一  明倫短期大学, 歯科技工士学科, 助教 (60389955)
キーワード歯科技工 / ヒューリスティック評価 / 実習成果物自動評価装置 / 自動評価プログラム / 実技実習評価システム / パターン・マッチング法
研究概要

平成22年度は、本取組のベースとなる「モデル歯型の製作および客観的評価基準の策定」、「実技実習評価システム」の開発を行った。具体的な内容は以下の通り。
(1)モデル歯型の製作および客観的評価基準の策定
1)ヒトの歯の解剖学的特徴を定義し、これをデータベース化した。
2)定義に基づき生体CTデータをモデリングシステムで加工したモデル歯型を制作し、三次元量子化した。
3)熟練歯科技工士3名による実習成果物に対する二段階評価を行った。一回目は被評価物を目視評価法によりA~Dのランクに選別し、二回目は3名の評価に用いた特徴点を抽出して、評価の基準をとりまとめ、ヒューリスティック評価項目をデータベース化した。
(2)実技実習評価システム
1)実習成果物撮影装置の開発:CCDカメラを2軸回転(上視・横視方向)させ、被測定物を15度単位で50秒間に216枚の撮影を行うことができる撮影装置を開発した。この装置で撮影した画像を用いてモデル歯型の立体画像を構築およびデータベース化しておき、実習成果物の評価時には、モデル歯型のデータを呼び出して、形状と位置の相違点をパターン・マッチング法により抽出する。
2)制御プログラムの開発:実習成果物撮影装置で得られた大量の精細画像データから画像平均化処理により必要な特徴点を抽出し、パターン・マッチング法を用いて、大きさや傾きの補正を行いつつ、類似性に関して比較するプログラムを開発した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 歯型彫刻における形態と評価法2010

    • 著者名/発表者名
      木暮ミカ
    • 学会等名
      全国歯科技工士教育協議会
    • 発表場所
      奈良県新公会堂(奈良県)
    • 年月日
      2010-04-27

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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