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2012 年度 実績報告書

骨組織親和性をデザインしたアパタイト系骨充填材の創製

研究課題

研究課題/領域番号 22592185
研究機関九州大学

研究代表者

MUNAR M・L  九州大学, 歯学研究科(研究院), 研究員 (50432919)

研究期間 (年度) 2010-10-20 – 2013-03-31
キーワード骨補填材 / アパタイト / 連通気孔
研究概要

本研究は骨充填材の材料学的因子を統合的にデザインしたアパタイト系骨充填材の作製プロセスを三次元造形技術と水熱反応プロセスを組み合わせて構築することを目的としています。
本年度は,最初に骨組織の進入に有効な気孔径(300-500ミクロン)および気孔(50-60%)の多孔型石膏前駆体の作製を行いました。次に,この石膏前駆体に対し,前年度明らかにした水熱条件(4 mol/Lリン酸アンモニウム水溶液もしくはリン酸水素二ナトリウム水溶液の中で120-200℃で12時間)で処理を行い,アパタイトへ組成変換しました。この際,炭酸アンモニウム水溶液を併用すれば,歯や骨の無機成分と同程度の炭酸イオンを含有したアパタイトが得られることも確認しました。組成変換する際の水熱条件が最終生成物であるアパタイトの力学的特性や気孔構造に与える影響について調べたところ,気孔率の変化はほとんど見られないものの,強度は低下する傾向が見られました。この強度の低下は再析出するアパタイトの結晶サイズや絡み合いの程度によるものと結論付けました。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

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公開日: 2015-05-28  

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